東大英語で合格点を取るための時間配分!「時間が足りない」を解決する戦略とは
「東大英語は、とにかく時間が足りない…」
東京大学の英語に挑む受験生なら、誰もが一度はぶつかる壁ですよね。120分という限られた時間の中で、膨大な量の長文、要約、英作文、リスニングを解き切るのは至難の業です。
私も現役時代、「どこから手をつければいいのか分からない」「時間がなくて最後の問題が白紙に…」と何度も悔しい思いをしました。
しかし、東大英語は、ただ闇雲に問題を解くだけでは合格点には届きません。合格への鍵は、**「戦略的な時間配分」**にあります。
この記事では、東大英語で合格点を取るための具体的な時間配分の戦略と、その順番、そして「時間が足りない」を克服するための対策を徹底的に解説していきます。
1. 東大英語の時間配分、その前に知っておくべきこと
具体的な時間配分を考える前に、まずは東大英語の全体像と配点を把握しておきましょう。
試験時間: 120分
大問構成: 5つの大問(リスニングを除く)
配点: 120点(リスニング含む)
ここで重要なのは、各大問の難易度や、どれくらいの時間をかければ解答できるのか、そして配点がどうなっているのかを理解することです。
例えば、要約問題は、時間をかけすぎると他の問題に手が回らなくなってしまいます。逆に、英作文は得点源になる可能性が高いので、ある程度の時間を確保したいところです。
2. これが合格への最短ルート!東大英語の理想的な時間配分と解く順番
東大英語で合格点を取るために私が実践していた、理想的な時間配分と解く順番をご紹介します。これはあくまで一例ですが、ご自身の得意・不得意に合わせて調整してみてください。
大問 | 内容 | 推奨時間 |
大問5 | 自由英作文 | 20分 |
大問4B | 和文英訳 | 15分 |
大問2B | リスニング以外の総合問題 | 20分 |
大問1B | 長文読解 | 25分 |
大問2A | 要約 | 15分 |
大問1A | 長文読解 | 20分 |
全体 | 計115分 | 見直し5分 |
※ リスニングは30分間あり、他の大問と同時に進行するため、この時間配分には含めていません。
【この順番で解く理由】
最初に英作文系を解く: 思考力が必要な自由英作文と和文英訳を最初に解くことで、集中力が高い時間帯にじっくり取り組めます。配点も高く、差がつきやすい部分です。
要約を後に回す: 要約は、じっくりと時間をかければ高得点につながりますが、時間をかけすぎると泥沼にはまりがちです。ある程度時間が限られた中で解くことで、要約の精度を高める練習にもなります。
長文読解は最後に: 長文読解は、内容を理解するのに時間がかかります。しかし、ある程度の慣れがあれば、この時間でも十分対応できます。最後まで集中力を切らさずに取り組みましょう。
この時間配分は、あくまで一つの目安です。過去問を解く際は、必ずこの時間配分を意識して練習し、自分に合ったスタイルを見つけてください。
3. 「時間が足りない」を克服するための具体的な対策
東大英語で「時間が足りない」と悩んでいる人は、以下の対策を実践してみてください。
対策①:速読力を鍛える
長文読解の時間を短縮するためには、とにかく速読力が不可欠です。
毎日、英文記事を読んだり、多読用の教材を使って、英語を読むスピードを意識的に上げていきましょう。
東大英語の過去問を使って、時間内にどこまで読めるか、ストップウォッチで計りながら練習するのも効果的です。
対策②:要約の練習をする
要約問題は、時間配分を意識して練習することが重要です。
過去問を解く際、「15分」と時間を決めて、その時間内に要約を完成させる練習を繰り返しましょう。
採点基準を理解し、何を書けば得点になるのかを分析することも大切です。
対策③:英作文の型を身につける
英作文は、ある程度の型を身につけておけば、時間をかけずに高品質な文章を作成できます。
頻出テーマや過去問の傾向を分析し、使える表現や文法をストックしておきましょう。
添削指導を受けることで、自分の弱点やクセを把握し、効率よく対策を進めることができます。
4. まとめ:時間配分を武器に、東大英語を攻略しよう!
東大英語で合格点を取るためには、時間配分をマスターすることが何よりも重要です。
東大英語の過去問を解く際は、漫然と解くのではなく、今日お伝えした時間配分を意識して、戦略的に取り組みましょう。
「時間が足りない」という不安を「時間が武器になる」という自信に変えて、東大英語を攻略してください。応援しています!