卵は奥が深い!毎日をもっと豊かにする「知って得する卵の豆知識」
冷蔵庫にいつもある、あの身近な食材「卵」。目玉焼きにオムライス、お菓子作りまで、私たちの食卓には欠かせない存在ですよね。
でも、この小さな卵、実は奥が深いってご存知でしたか?今回は、毎日もっと卵を楽しむための「へぇ〜!」な豆知識から、買い物のヒント、保存方法まで、役立つ情報をご紹介します。これを知れば、あなたも今日から「卵博士」になれるかも!?
卵の殻の色、何が違うの?栄養は関係ある?
スーパーに行くと、白い卵もあれば、茶色い卵もありますよね。「茶色い卵の方が栄養があるのかな?」なんて思ったこと、ありませんか?
実は、卵の殻の色と栄養価には、ほとんど関係がありません!
卵の殻の色は、鶏の種類によって決まります。
白い卵:主に「白色レグホン」という種類の鶏が産みます。
茶色い卵:主に「ボリスブラウン」や「ロードアイランドレッド」などの種類の鶏が産みます。
人間でいう肌の色と同じで、持って生まれた個性なんです。どちらの色でも、含まれる栄養素に大きな違いはありませんので、ご安心くださいね。
卵の黄身の色、濃い方がいいってホント?
「黄身の色が濃い卵の方が、なんだか美味しそう!」そう感じますよね。確かに、見た目の鮮やかさは食欲をそそります。
黄身の色の濃さは、主に鶏が食べた飼料によって決まります。 とうもろこしやパプリカなど、黄色の色素成分(カロテノイド)を多く含む飼料を与えられた鶏が産む卵は、黄身の色が濃くなる傾向があります。
栄養価については、色が濃いからといって、特別に栄養が豊富というわけではありません。ただし、カロテノイドは抗酸化作用を持つ成分なので、その点では少し違いがあると言えるでしょう。どちらを選ぶかは、完全に好みの問題ですね!
新鮮な卵を見分けるコツ、教えます!
スーパーで卵を買うとき、どうやって新鮮さを見分けたらいいのか迷いませんか?いくつかポイントがあります。
パックの日付をチェック!
これは基本中の基本ですね。賞味期限だけでなく、「採卵日」や「包装日」が記載されている場合は、より新しいものを選びましょう。
卵の表面を触ってみる!
新鮮な卵の殻は、ザラザラとした手触りがします。時間が経つと、ツルツルしてくることがあります。これは、殻の表面にある「クチクラ層」という膜が関係しています。
光にかざしてみる!
卵を光に透かして見てみましょう。新鮮な卵は、黄身の影がはっきりと見え、白身との境目もくっきりしています。また、気室(卵の鈍端にある空気の層)が小さいものほど新鮮です。
振ってみる(禁じ手!?)
これは最終手段ですが、耳を澄ましてそっと振ってみてください。新鮮な卵は、白身や黄身がしっかりしているので、中でほとんど音がしません。古い卵は、中身が水っぽくなっているので、チャプチャプと音がすることがあります。ただし、これはお店ではやらないでくださいね!
卵の正しい保存方法で美味しさ長持ち!
せっかく買った新鮮な卵、どうやって保存するのが一番良いのでしょうか?
冷蔵庫で保存が基本!
卵は冷蔵庫のドアポケットに収納する方も多いですが、ドアポケットは開閉のたびに温度変化が大きく、卵の品質が落ちやすくなります。できれば、冷蔵庫の奥の方など、温度が安定した場所に保存するのがおすすめです。
とがった方を下にする!
卵には、とがった方と丸い方がありますよね。卵を立てて保存するときは、とがった方を下にして保存しましょう。 これにより、丸い方にある気室が上になり、細菌が侵入するのを防ぎやすくなります。
購入したパックのまま保存!
卵の殻には、目に見えない小さな穴が開いています。パックに入っていることで、外部の匂いや雑菌の侵入を防ぎやすくなります。
卵料理をもっと美味しく!ちょっとした裏ワザ
いつもの卵料理が、ちょっとした工夫で格段に美味しくなりますよ!
ゆで卵をきれいにむくには?
新鮮な卵ほどむきにくいと言われますが、ゆでる前に殻の丸い部分に小さなヒビを入れる(画鋲などでそっと)、または茹で上がったらすぐに冷水に浸すことで、むきやすくなります。また、古い卵の方がむきやすいです。
ふわふわのオムライスを作るには?
卵をよく溶きほぐし、少量の牛乳や生クリームを加えると、よりふわふわに仕上がります。強火で一気に焼き上げるのもポイントです。
卵白を泡立てるときのコツ
卵白を泡立てる際は、ボウルや泡立て器に油分や水分がついていないことを確認しましょう。少しのレモン汁やお酢を加えると、より安定したメレンゲが作れます。
まとめ:卵を知れば、食卓はもっと豊かに!
たかが卵、されど卵。私たちの食生活を支える大切な食材です。
卵の殻の色や黄身の色の違い、新鮮な卵の見分け方、そして正しい保存方法を知ることで、あなたはもっと賢く卵を選び、美味しく活用できるようになります。
今日からぜひ、この「卵の豆知識」を実践して、毎日の食卓をさらに豊かなものにしてくださいね!そして、スーパーで卵を選ぶときは、ぜひこの記事を思い出してみてください。