これで玄関がピカピカに!お家の顔を輝かせるお掃除方法を徹底解説
お家の第一印象を決める大切な場所、それが玄関です。「家の顔」とも言われる玄関がキレイだと、気持ちもパッと明るくなりますよね。でも、土や砂埃、靴の汚れなど、意外と汚れが溜まりやすい場所でもあります。
「どこから手をつけていいか分からない…」「いつもなんだかスッキリしない」と感じている方もいるかもしれませんね。今回は、そんな玄関を効率よく、そして徹底的にキレイにするお掃除方法を、手順を追ってご紹介します。これさえ読めば、あなたのお家の玄関もきっと見違えるほど輝きますよ!
1. 玄関が汚れやすい理由と、キレイを保つメリット
なぜ玄関はこんなに汚れるのでしょうか?主な理由と、玄関がキレイだとどんないいことがあるのかを見ていきましょう。
玄関が汚れやすいのはなぜ?
外からの土砂やホコリ: 靴の裏や服に付着した土、砂、泥、ホコリなどが毎日持ち込まれます。
靴の汚れ: 革靴の油分やスニーカーの泥など、靴自体から出る汚れも蓄積します。
湿気とカビ: 密閉されやすく、靴などから持ち込まれる湿気でカビが発生しやすい環境です。
排気ガスや花粉: ドアの開閉時に外の空気と一緒に侵入します。
手垢や皮脂: ドアノブや壁など、人が触れる場所は手垢で汚れます。
玄関がキレイだとこんなに良いこと!
第一印象アップ: 来客があった際に、家全体の印象がグッと上がります。
気持ちが明るくなる: 帰宅した時にキレイな玄関が迎えてくれると、気分がリフレッシュされます。
運気アップ!?: 昔から「玄関は気の入り口」と言われ、キレイに保つことで良い運気を招き入れるとも言われています。
他の部屋が汚れにくい: 玄関でしっかり汚れをシャットアウトすることで、リビングなど他の部屋に汚れが広がるのを防げます。
2. 玄関お掃除の準備!用意するものリスト
お掃除を始める前に、必要な道具を揃えておくとスムーズに進みます。特別なものは必要ありません。
ほうきとちりとり: 砂やホコリを掃き出すのに使います。
ぞうきん(複数枚): 水拭き用と乾拭き用、靴箱など拭く場所によって使い分けます。汚れてもいいものやマイクロファイバークロスがおすすめです。
バケツ: 水拭き用の水を用意します。
ブラシ: タイルの目地やこびりついた汚れをこすり落とすのに便利です。デッキブラシやたわしでもOK。
中性洗剤: 頑固な汚れや黒ずみに使います。住居用洗剤や食器用洗剤でも代用できます。
(あると便利)ゴム手袋: 手荒れ防止や、洗剤を使う際に。
(あると便利)新聞紙: 濡れた場所を拭き取ったり、磨き上げたりするのに使えます。
(あると便利)古い歯ブラシ: 細かい隙間や溝の汚れをかき出すのに重宝します。
3. 徹底解説!玄関の床・たたきのお掃除手順
玄関で一番汚れが気になるのが、靴を置く「たたき」と呼ばれる土間の部分ですよね。ここを徹底的にキレイにする手順をご紹介します。
ステップ1:ものをすべて移動させる
まず、玄関に置いてある靴、傘立て、観葉植物、マットなど、すべてのものを外に出しましょう。何もない状態にすることで、隅々までお掃除しやすくなります。この時、靴は棚から出して、必要ないものはこの機会に処分したり、収納を見直したりするのもおすすめです。
ステップ2:ホコリや砂を掃き出す
ほうきとちりとりを使って、玄関全体のホコリや砂、大きなゴミを掃き出します。隅っこやドアの隙間、たたきの段差なども丁寧に。まずは乾いた状態で、大きな汚れを取り除くのがポイントです。
ステップ3:水で洗い流す(可能な場合)
マンションの共用部など、水で洗い流すのが難しい場合もありますが、一戸建ての玄関や、水が使える場合は、ホースなどで床全体を洗い流しましょう。シャワーのように水をかけることで、細かな砂やホコリを一気に流せます。
ステップ4:洗剤とブラシで汚れをこすり落とす
水を流せない場合は、ぞうきんやブラシを使って水拭きします。
頑固な汚れや黒ずみがある場合: バケツに水またはぬるま湯を入れ、中性洗剤を少量溶かします(洗剤の濃度は製品の指示に従ってください)。
ブラシでゴシゴシ: 洗剤液を床全体にかけ(またはぞうきんに含ませて拭き)、ブラシを使ってタイルの目地や、こびりついた汚れをゴシゴシとこすり落とします。特に、雨の日や雪の日に付いた泥汚れは、時間が経つと固まって落ちにくくなるので念入りに。古い歯ブラシを使えば、タイルの溝や隅の汚れも掻き出せますよ。
ステップ5:洗剤を拭き取り、水拭き・乾拭きする
洗剤を使った場合は、泡が残らないようにキレイな水で何度も水拭きを繰り返します。洗剤成分が残ると、ベタつきや新たな汚れの原因になることがあります。最後に乾いた清潔なぞうきんで、しっかりと水分を拭き取って乾かしましょう。水分が残ると、カビやシミの原因になることがあります。
ポイント: タイルによっては洗剤がしみ込みやすいものや、変色するものもあります。目立たない場所で試してから全体に使うようにしてくださいね。
4. 忘れちゃダメ!玄関周りのパーツもピカピカに
床がキレイになったら、周りのパーツにも目を向けましょう。ここをキレイにするかで、玄関全体の印象が大きく変わります。
ドア(内外両方)
表面の汚れ: 固く絞ったぞうきんで水拭きし、乾拭きします。ドアの外側は排気ガスなどで汚れていることがあるので、念入りに。
ドアノブ・取っ手: 手垢がつきやすい場所です。中性洗剤を薄めた液を含ませたぞうきんで拭き、その後水拭き、乾拭きします。金属部分は磨くと輝きが増します。
ドアの溝・ゴムパッキン: 古い歯ブラシなどでホコリや汚れを掻き出し、拭き取ります。
靴箱・下駄箱
表面: 固く絞ったぞうきんで拭き、乾拭きします。
内部: 靴をすべて出し、棚板を拭きます。ホコリを掃き出し、固く絞ったぞうきんで水拭き、乾拭き。カビが生えやすい場所なので、除菌スプレーを軽く吹きかけ、しっかり乾燥させると良いでしょう。脱臭剤や乾燥剤を置くのもおすすめです。
扉の隙間: 細かいホコリが溜まりやすいので、掃除機で吸い取ったり、細いブラシで掻き出したりします。
玄関マット・上がり框(かまち)
玄関マット: 掃除機をかけたり、屋外で叩いてホコリを払ったりします。洗濯できる素材なら定期的に洗いましょう。
上がり框: 靴を脱ぎ履きする際に汚れやすい場所です。固く絞ったぞうきんで丁寧に水拭きし、乾拭きします。
インターホン、照明器具、傘立て
インターホン・スイッチ: 固く絞ったぞうきんで優しく拭きます。ボタンの隙間は綿棒を使うとキレイになります。
照明器具: 表面のホコリを払ったり、シェードを拭いたりします。
傘立て: 傘をすべて出し、中に溜まった水や汚れを洗い流し、しっかり乾燥させます。
5. 玄関のキレイを長持ちさせるコツ
せっかくキレイにした玄関、できるだけその状態を長く保ちたいですよね。日々のちょっとした工夫で、キレイが長持ちします。
毎日サッと掃き掃除: 玄関を使うたびに、ホコリや砂を軽くほうきで掃き出す習慣をつけましょう。
靴の泥は外で落とす: 帰宅したら、玄関に入る前に靴の裏の泥をしっかり落としましょう。玄関マットを敷くのも効果的です。
濡れた靴は乾かしてからしまう: 濡れたまま靴箱に入れると、カビや臭いの原因になります。外でしっかり乾かしてからしまいましょう。
不要なものは置かない: 玄関は物を置きがちですが、必要最低限のものだけを置くように心がけましょう。傘や靴は使わない時はすぐに収納。
定期的に換気する: 湿気がこもりやすいので、定期的にドアを開けて換気しましょう。
靴箱の除湿・脱臭: 市販の除湿剤や脱臭剤を置くことで、カビや嫌な臭いを防げます。
まとめ:玄関を磨いて気持ちの良い毎日を!
玄関のお掃除は、少し手間がかかるように感じるかもしれませんが、一度徹底的にキレイにすると、その後の維持がずっと楽になります。そして何より、ピカピカの玄関は、あなたやご家族、そしてお客様を気持ちよく迎え入れてくれるはずです。
今回ご紹介した手順とコツを参考に、ぜひあなたのお家の玄関を輝かせてみてくださいね。お家の顔がキレイになると、きっと日々の暮らしも、もっと明るく、心地よいものになりますよ!