結婚式の招待人数と費用、相場は?予算に合わせたゲストの決め方と節約術!
結婚式の準備で、多くのカップルがまず悩むのが「誰を何人呼ぶか?」そして「費用はどれくらいかかるのか?」という点ではないでしょうか。理想の結婚式を叶えつつ、無理なく予算を組むためには、この二つのバランスをしっかり考えることが大切です。
「みんな、どれくらいの規模でやってるの?」「実際、いくらくらいかかるんだろう?」そんな疑問をお持ちのあなたのために、今回は結婚式の招待人数の平均や費用相場、そして賢く予算に合わせたゲストの決め方や節約術について、分かりやすく解説していきます。これからの準備がスムーズに進むよう、ぜひ参考にしてくださいね!
1. 結婚式に呼ぶ人数の平均は?最近の傾向をチェック!
「みんなどれくらいの人数を招待してるんだろう?」これは誰もが気になる疑問ですよね。最近の結婚式は、以前に比べて多様化しており、盛大な披露宴から、家族や本当に親しい友人のみを招くアットホームな少人数婚まで、様々なスタイルがあります。
全国平均は約50〜60人!でも地域差も
「ゼクシィ結婚トレンド調査」によると、結婚式の招待人数の全国平均は、だいたい50〜60人くらいです。これは、親族と親しい友人をメインに招待する規模の結婚式が主流になっていることを示しています。
もちろん、この数字はあくまで「平均」です。地域によっても傾向は異なり、例えば九州地方では大人数での結婚式が、北海道や青森県では会費制の結婚式が多く、100人を超えるケースも珍しくありません。逆に、関西や東海地方では、比較的少人数の傾向が見られます。
人数別の結婚式の雰囲気と費用目安
招待する人数によって、結婚式の雰囲気や費用感は大きく変わってきます。
〜30人未満(少人数婚):
雰囲気: 家族やごく親しい友人のみで行う、アットホームで温かい雰囲気が魅力です。一人ひとりとゆっくり会話ができ、感謝を伝える時間もたっぷり取れますよ。
費用目安: 約100万円〜200万円台。ゲストとの距離が近い分、お料理や引き出物など、一人あたりの質を高めることに費用をかけることも可能です。
40人〜60人台(一般的規模):
雰囲気: 親族、友人、職場の同僚など、大切な人たちをバランス良く招待できる、最も一般的な規模です。披露宴らしい賑わいと、アットホームさのバランスが良いのが特徴です。
費用目安: 約250万円〜350万円台。多くの結婚式場が、この人数帯に対応したプランを用意しています。
70人以上(大人数婚):
雰囲気: 会社関係者や遠方の親戚なども招き、盛大で華やかなお披露目をしたい場合に選ばれます。たくさんの人に祝福してもらえる喜びを感じられるでしょう。
費用目安: 約350万円〜450万円以上。ゲストが増える分、会場費、料理・ドリンク代、引き出物代などがかさみます。
2. 結婚式にかかる費用の平均は?意外と知られていない自己負担額
「結婚式ってやっぱり高いんでしょ?」と、漠然とした不安を抱いている方もいるかもしれませんね。では、実際どれくらいの費用がかかるのでしょうか?
結婚式費用の全国平均は約300万円〜350万円台!
最新の調査では、結婚式(挙式・披露宴)にかかる費用の全国平均総額は、約300万円〜350万円台とされています。この金額は、地域や結婚式のスタイル(ホテル、専門式場、ゲストハウス、レストランなど)によっても大きく変動します。例えば、首都圏では平均総額がやや高くなる傾向にあります。
費用の内訳ってどんなものがあるの?
結婚式の費用は多岐にわたりますが、主な内訳は以下の通りです。
会場費: 挙式料、披露宴会場の使用料など
料理・ドリンク代: ゲストへのおもてなしの要。人数分かかるため、費用に大きく影響します。
新郎新婦の衣装代: ウェディングドレス、カラードレス、タキシードなど
装花代: 会場装飾、ブーケ、ブートニアなど
写真・映像代: 記念に残るアルバムやムービーの撮影費用
引き出物・引き菓子・プチギフト代: ゲストへのお礼の品
ペーパーアイテム代: 招待状、席次表、席札など
美容・着付け代: ヘアメイク、着付け
演出費用: 余興、プロフィールムービー、生演奏など
その他: 司会者、介添人(アテンド)、交通費、宿泊費など
意外と知られていない!実際支払う「自己負担額」
結婚式の総費用を見て「えっ、そんなに!?」と思った方もご安心ください。結婚式費用は、すべてを自己資金でまかなうわけではありません。
ご祝儀: ゲストからいただくご祝儀が、費用の大部分をカバーしてくれます。ご祝儀の全国平均総額は、約200万円〜210万円台と言われています。ゲストとの関係性(親族、上司、友人など)によって平均額は異なりますが、一般的には親族からのご祝儀が最も高額になる傾向があります。
親からの援助: 多くのカップルが、両親や親族から金銭的な援助を受けています。調査によると、約7割以上のカップルが援助を受けており、その平均額は約160万円〜170万円台となっています。
これらの「いただけるお金(ご祝儀+親からの援助)」を結婚式の総額から差し引いたものが、実際に新郎新婦が支払う**「自己負担額」**となります。自己負担額の全国平均は、約140万円〜170万円台が多いようです。
自己負担額は、招待人数やご祝儀の金額、親からの援助の有無によって大きく変わります。例えば、ゲスト人数が増えればご祝儀も増えるため、自己負担額の割合が減るケースもあります。逆に、ゲスト1人あたりの費用を高く設定しすぎると、ご祝儀だけでは賄いきれずに自己負担額が増えることもあります。
3. 予算に合わせた招待客の決め方と賢い費用節約術
招待人数と費用、この二つは密接に関係しています。理想の結婚式を予算内で実現するために、賢く招待客を決め、費用を抑えるためのポイントを見ていきましょう。
予算に合わせた招待客の決め方ステップ
まずは「呼びたい人全員」をリストアップしてみる!
最初に予算や人数を気にせず、新郎側、新婦側それぞれで「結婚式に来てほしい人」を思いつく限り書き出してみましょう。親族、友人、職場関係(上司、同僚、後輩)など、カテゴリー分けすると整理しやすくなります。この段階では、具体的な人数は意識せず、漏れがないようにリストアップするのがポイントです。
優先順位をつけてグループ分けする
リストアップした人たちに、優先順位をつけていきます。「主賓(必ず呼ぶべき人)」「絶対に呼びたい人」「できれば呼びたい人」「二次会から招待する人」といった具合です。この時、ご両親にも親族をどこまで呼ぶか相談しておきましょう。特に親戚関係は、後から「あの人を呼んでない!」とならないよう、事前にしっかり確認しておくことが大切です。
結婚式のスタイルと会場タイプを検討する
招待したい人数と、どんな結婚式にしたいか(アットホーム、盛大、少人数など)を具体的にイメージします。例えば、少人数ならレストランウェディングや専門式場の少人数プラン、大人数ならホテルやゲストハウスの広い会場などが候補になります。会場によって収容人数や最低保証人数、そして費用感も大きく変わるので、この段階でイメージと合致する会場タイプを絞り込むと、予算と人数の調整がしやすくなります。
最終的な人数を決定する
会場のキャパシティや予算と照らし合わせながら、最終的な招待人数を決定します。両家の招待人数のバランスも気になるところですが、無理に人数を合わせる必要はありません。ご両家でしっかり話し合い、お互いが納得できる人数で進めることが大切です。
結婚式費用を賢く抑えるコツ!
「自己負担額はできるだけ抑えたい!」という方も多いですよね。いくつかの工夫で、費用を抑えることが可能です。
オフシーズンや「仏滅」を狙う:
結婚式の人気シーズン(春・秋)や、大安などの「お日柄の良い日」は費用が高くなる傾向があります。真夏や真冬のオフシーズン、または仏滅などの日は、割引プランが用意されていることがあります。日程にこだわりがなければ、検討してみましょう。
曜日や時間帯を工夫する:
土曜日の午後が一番人気で費用も高めですが、日曜日の午後や平日のナイトウェディングなどは、費用が抑えられることがあります。
持ち込みやDIYを活用する:
会場によっては、引き出物、ペーパーアイテム(招待状、席次表、席札など)、ウェルカムグッズ、プチギフト、ブーケなどを外部から持ち込んだり、手作りしたりすることで費用を抑えられます。ただし、持ち込み料がかかる場合もあるので、事前に確認が必要です。
特典付きプランやキャンペーンを賢く利用する:
結婚式場によっては、期間限定の割引プランや、特定のアイテム(ドレス、写真など)が特典として付いてくるキャンペーンを実施していることがあります。情報収集をしっかり行い、賢く利用しましょう。
メリハリをつける:
すべての項目に費用をかけるのではなく、「お料理はこだわって豪華にしたいけど、装花はシンプルに」など、二人が本当にこだわりたいポイントに予算を集中させ、それ以外の部分は節約するというメリハリをつけることも大切です。
契約前にしっかり交渉する:
式場との契約前に、見積もりの内容を細かく確認し、疑問点や不安な点は全てクリアにしておきましょう。他の式場の見積もりと比較して、交渉することも可能です。
まとめ:二人の「ベスト」を見つけて最高の結婚式を!
結婚式の招待人数と費用は、密接に関わり合う大切な要素です。平均の数字はあくまで目安として参考にしつつ、二人にとって何が一番大切かを話し合うことからスタートしましょう。
「どんな雰囲気の結婚式にしたいか?」
「誰に、どんな風に感謝を伝えたいか?」
「どこに一番お金をかけたいか?」
これらの問いに向き合いながら、二人らしい理想の結婚式のイメージを具体化していくことで、招待客の人数も、それに伴う予算も、自然と見えてくるはずです。
費用面で不安がある場合も、少人数婚や工夫次第で費用を抑える方法はたくさんあります。まずは一歩踏み出して、式場見学やブライダルフェアに参加し、プロのプランナーに相談してみるのが一番の近道です。
計画的に、そして楽しみながら、二人にとって最高の結婚式を実現してくださいね!