🥗今日からできる!「6つの基礎食品群」で献立マスターになろう!バランスごはんの秘訣🍚
「今日の献立、これで栄養足りてるかな?」「毎日同じような食事になっちゃう…」
そんな風に思ったことはありませんか?健康的な毎日を送るためには、バランスのよい食事がとっても大切ですよね。でも、難しく考えなくても大丈夫!実は、食事のバランスを考える上でとっても便利な「6つの基礎食品群」という考え方があるんです。
この記事では、6つの基礎食品群がどんなものなのか、それぞれのグループにどんな食品があるのかを分かりやすく解説します。さらに、毎日の食事でどうやってバランスを取れば良いのか、具体的な献立のヒントまでご紹介しますので、今日からあなたもバランスごはんの達人を目指しましょう!
「6つの基礎食品群」ってなあに?なぜ大切なの?
私たちの体は、様々な栄養素が協力し合うことで元気に活動できます。もし、どれか一つの栄養素が不足したり、偏ったりすると、体調を崩したり、病気のリスクが高まったりすることもあるんです。
そこで役立つのが「6つの基礎食品群」という考え方。これは、食品をその主な栄養素の働きによって6つのグループに分けたもので、それぞれのグループからまんべんなく食品を摂ることで、自然とバランスのよい食事ができるようになるという便利な指標なんです。
6つの基礎食品群を徹底解説!どんな食品があるの?
それでは、それぞれの食品群がどんな役割を持っているのか、具体的な食品の例と一緒に見ていきましょう!
第1群:魚・肉・卵・豆・豆製品(体をつくる!筋肉や血の材料)
主な栄養素: たんぱく質
役割: 筋肉や骨、血液、皮膚、髪の毛など、私たちの体のあらゆる部分を作る大切な材料です。成長期の子どもはもちろん、大人にとっても、丈夫な体を作るために欠かせません。
具体的な食品:
魚類: マグロ、サケ、サバ、アジ、イカ、エビなど
肉類: 鶏むね肉、豚ロース、牛もも肉、ひき肉など
卵: 鶏卵(ゆで卵、目玉焼きなど)
豆・豆製品: 豆腐、納豆、味噌、枝豆、きなこ、油揚げなど
ポイント: 動物性と植物性のたんぱく質をバランスよく摂ることが大切です。
第2群:牛乳・乳製品・海藻・小魚(骨や歯を強くする!)
主な栄養素: カルシウム
役割: 骨や歯を丈夫にするだけでなく、筋肉の動きや神経の伝達、血液の凝固など、体の中で様々な重要な働きをしています。
具体的な食品:
牛乳・乳製品: 牛乳、ヨーグルト、チーズ
海藻類: わかめ、ひじき、昆布、のり
小魚: しらす干し、煮干し、桜エビ
ポイント: カルシウムは吸収されにくい栄養素なので、ビタミンD(鮭やきのこ類、日光浴で生成)と一緒に摂ると吸収率がアップします。
第3群:緑黄色野菜(体の調子を整える!免疫力アップ)
主な栄養素: ビタミンA(β-カロテン)、ビタミンC、ミネラル、食物繊維
役割: 体の調子を整え、病気に対する抵抗力(免疫力)を高めてくれます。皮膚や粘膜を健康に保ち、風邪の予防にも役立ちます。
具体的な食品:
ほうれん草、小松菜、にんじん、ピーマン、ブロッコリー、カボチャ、トマトなど(色の濃い野菜が中心)
ポイント: 油と一緒に摂ると、ビタミンAの吸収率が上がります(炒め物など)。
第4群:その他の野菜・果物(体の調子を整える!便通もサポート)
主な栄養素: ビタミンC、カリウム、食物繊維
役割: 第3群と同様に体の調子を整える働きがあり、特に食物繊維が豊富で、お腹の調子を良くし、便秘の予防にも役立ちます。果物は手軽にビタミンを補給できるのが魅力です。
具体的な食品:
淡色野菜: キャベツ、レタス、きゅうり、大根、玉ねぎ、もやし、きのこ類など
果物: りんご、みかん、バナナ、いちご、ぶどうなど
ポイント: 生で食べられるものも多く、サラダやスムージーなどにも活用しやすいです。
第5群:穀類・いも類・砂糖(元気の源!エネルギーになる)
主な栄養素: 炭水化物
役割: 私たちが活動するための主要なエネルギー源です。脳や体を動かすガソリンのようなもの。不足すると集中力が低下したり、疲れやすくなったりします。
具体的な食品:
穀類: ごはん、パン、麺類(うどん、そば、パスタなど)
いも類: じゃがいも、さつまいも、里芋
砂糖: 砂糖、菓子類など
ポイント: 主食となる食品が中心です。特にごはんやパンは毎食摂ることが多いので、しっかり食べることが大切です。
第6群:油脂類(エネルギーになる!体の機能もサポート)
主な栄養素: 脂質
役割: 炭水化物と同じくエネルギー源になりますが、少量でも効率よくエネルギーを摂れるのが特徴です。また、細胞膜やホルモンの材料になったり、脂溶性ビタミン(A, D, E, K)の吸収を助けたりする重要な働きも持っています。
具体的な食品:
サラダ油、ごま油、オリーブオイル、バター、マヨネーズ、ドレッシング
ポイント: 摂りすぎはカロリーオーバーにつながりますが、全く摂らないのもNG。良質な油を適量摂ることが大切です。
「6つの基礎食品群」を使った献立の考え方!実践編
さあ、それぞれの食品群の役割がわかったところで、実際に毎日の献立にどう活かせばいいのかを見ていきましょう!
基本は、「主食」「主菜」「副菜」の組み合わせを意識すること。
主食(主に第5群): ごはん、パン、麺など、エネルギー源となるもの。
主菜(主に第1群): 肉、魚、卵、大豆製品など、たんぱく質が豊富なもの。
副菜(主に第3群、第4群): 野菜やきのこ、海藻類など、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富なもの。
そして、ここに乳製品(第2群)や果物(第4群)、**油脂類(第6群)**をプラスしていくイメージです。
【献立例:ある日の夕食】
主食: ごはん(第5群)
主菜: 鶏肉の生姜焼き(鶏肉:第1群、油:第6群)
副菜1: きのこの和え物(きのこ:第4群)
副菜2: 小松菜のおひたし(小松菜:第3群)
汁物: わかめと豆腐の味噌汁(わかめ:第2群、豆腐:第1群)
どうでしょう?これだけで、ほとんどの食品群を網羅できていますよね。
足りない分は、朝食で牛乳を飲んだり(第2群)、デザートにフルーツを食べたり(第4群)と、1日の中で調整すればOKです。
バランスアップのヒント!
彩りを意識する: 赤、黄、緑など、カラフルな食卓は、栄養バランスが良い証拠!
旬の食材を取り入れる: 旬の食材は栄養価が高く、美味しくて、価格も手頃なことが多いです。
加工品ばかりにならないように: インスタント食品や加工品ばかりでなく、できるだけ素材の味を活かした料理を心がけましょう。
買い物の時に意識する: スーパーで買い物をする際に、各食品群の棚を意識して見て回ると、偏りをなくすことができます。
栄養表示を活用する: 食品のパッケージに記載されている栄養成分表示を見る習慣をつけるのもおすすめです。
まとめ:難しくない!毎日ちょっと意識するだけで変わる食卓
「6つの基礎食品群」という考え方を使えば、毎日の食事がもっと楽しく、もっと健康的なものになります。完璧を目指す必要はありません。今日から「主食・主菜・副菜を揃えよう」「野菜の色を増やしてみよう」など、できることから少しずつ意識してみてください。
日々の食事の積み重ねが、あなたの元気な体と心の健康を作ります。ぜひ、6つの基礎食品群を味方につけて、豊かな食生活を送ってくださいね!