卒園メッセージ｜子どもから先生へ贈る、心が温まる「ありがとう」の伝え方と例文集
いよいよ卒園！ お子さんにとって、慣れない場所で優しく見守り、たくさんのことを教えてくれた先生は、かけがえのない存在ですよね。そんな大好きな先生に、お子さん自身の言葉で「ありがとう」の気持ちを伝えられたら、先生にとっても最高の思い出になるはずです。
でも、「子どもにどうやってメッセージを書かせたらいいんだろう？」「どんな言葉を選んだら感動するかな？」と悩む方もいるかもしれません。
ご安心ください！ 今回は、子どもが先生へ贈る卒園メッセージで、「心がじ〜んと温まる超感動ポイント」と、それを踏まえた具体的な例文をご紹介します。親御さんのサポートで、世界に一つだけの素敵なメッセージを先生に届けましょう！
超感動ポイント１：具体的なエピソードを盛り込む！
漠然とした「ありがとう」よりも、**「何に対して感謝しているのか」**が伝わるメッセージは、先生の心に深く響きます。子どもたちが体験した具体的な出来事を盛り込むことで、先生は「ああ、あの時のこと覚えていてくれたんだ！」と、より一層喜びを感じるでしょう。
例えば、こんなエピソード:
- 「運動会で転んだ時に、優しく声をかけてくれてありがとう。」
- 「ピーマンが苦手だったけど、先生が『美味しいよ』って言ってくれたから食べられるようになったよ。」
- 「鬼ごっこで僕が逃げ遅れた時、先生が助けてくれたこと、嬉しかったよ。」
- 「初めて逆上がりができた時、一緒に喜んでくれてありがとう。」
- 「発表会で緊張したけど、先生が『大丈夫だよ』って言ってくれて頑張れたよ。」
超感動ポイント２：「先生大好き！」のストレートな気持ちを伝える！
子どもの「先生大好き！」というストレートな気持ちは、何よりも先生にとっての喜びであり、やりがいです。飾らない素直な言葉だからこそ、先生の心に真っ直ぐ届きます。
例:
- 「〇〇先生が大好き！」
- 「〇〇先生、本当にありがとう！」
- 「〇〇先生のことが、世界で一番好きだよ！」
超感動ポイント３：子どもの「成長」や「発見」に触れる！
入園当初と比べて、子どもたちがどれだけ成長したか、どんな新しいことができるようになったかを先生に伝えるのも感動ポイントです。先生は日々の子どもの成長を一番近くで見守ってきた存在。その成長を子ども自身が実感し、伝えてくれることは、大きな喜びとなるでしょう。
例:
- 「先生のおかげで、縄跳びが跳べるようになったよ。」
- 「最初は泣いてたけど、先生が優しくしてくれたから、幼稚園が大好きになったよ。」
- 「先生が教えてくれたカタツムリの歌、今でも歌えるよ！」
- 「ご飯を全部食べられるようになったよ。」
- 「お友達と仲良く遊べるようになったよ。」
超感動ポイント４：これからの「未来」を明るく語る！
卒園は別れでもありますが、新しいスタートでもあります。先生に、子どもたちがこれからも元気に頑張っていくことを伝えるメッセージは、先生の胸を熱くするでしょう。
例:
- 「小学校に行っても、先生のこと忘れないよ！」
- 「小学校でも、先生みたいに優しいお兄さんになりたいな。」
- 「また先生に会いに来るね！」
- 「元気いっぱいの小学生になるよ！」
例文集｜子どもから先生へ贈る卒園メッセージ
さあ、これまでのポイントを踏まえて、具体的なメッセージの例文を見ていきましょう。お子さんの言葉を引き出しながら、当てはまるものを参考に、自由にアレンジしてみてくださいね。
例文１：具体的な感謝を伝えるシンプルメッセージ
〇〇せんせいへ
うんどうかいで ころんだとき、やさしく こえをかけてくれて ありがとう。
〇〇せんせいのことが だいすきだよ！
しょうがっこうにいっても げんきいっぱいの １ねんせいになるね。
また あいにくるね！
〇〇より
例文２：成長と未来への意欲を込めたメッセージ
〇〇せんせいへ
１ねんまえは ようちえんが こわくて、まいあさ ないていたぼく（わたし）だけど、
せんせいが いつも やさしく むかえてくれたから、まいにち ようちえんが たのしくなったよ。
せんせいが おしえてくれた うんてつが できるようになったし、ピーマンも たべられるようになったよ！
せんせいのおかげで、いろんなことができるようになったね。
ほんとうに ありがとう。
しょうがっこうでも、せんせいみたいに やさしい おにいさん（おねえさん）になるね。
〇〇より
例文３：短いけれど気持ちが伝わるメッセージ（低年齢向け）
〇〇せんせいへ
せんせい、いつも ありがとう。
〇〇せんせいが だいすきだよ！
せんせいと あそんだ 〇〇（遊びの名前）が いちばん たのしかったよ。
また あいにくるね。
〇〇より
例文４：親御さんからのメッセージを添える場合
（お子さんのメッセージ）
〇〇せんせいへ
（上記例文１～３からお子さんのメッセージを選んで記入）
〇〇より
（親御さんからのメッセージ）
〇〇先生
この度、〇〇が無事に卒園の日を迎えることができましたのも、ひとえに先生の温かいご指導のおかげと、心より感謝申し上げます。
入園当初は戸惑うことも多かった〇〇でしたが、先生の細やかなお気遣いと励ましのおかげで、今では毎日笑顔で通園するようになりました。
特に、〇〇（具体的なエピソード：例：絵を描くことが好きになったこと、お友達との関わり方など）の成長には目を見張るものがあり、親として大変嬉しく思っております。
小学校に行っても、先生に教えていただいたたくさんのことを胸に、大きく羽ばたいてくれることと信じております。
本当にありがとうございました。先生のこれからのご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
〇〇（お子さんの名前）の親より
メッセージ作成のサポートは「引き出す」こと
お子さん自身がメッセージを書くのが一番ですが、まだ文字が書けない、文章が苦手という場合も心配いりません。親御さんが隣に座って、お子さんの言葉を引き出してあげましょう。
- 先生との思い出を質問する: 「〇〇先生と、どんなことして遊んだのが楽しかった？」「先生に、どんな時に助けてもらった？」
- 先生の好きなところを聞く: 「先生のどんなところが一番好き？」「先生のすごいところは？」
- 未来のことを話す: 「小学生になったら、どんなことを頑張りたい？」「また先生に会えるかな？」
お子さんの言葉をメモしてあげて、それを文章にまとめてあげると良いでしょう。文字が書ける子なら、下書きを一緒に作って、清書はお子さん自身に書いてもらうと、より気持ちがこもります。
まとめ：心温まるメッセージで最高の思い出を！
子どもから先生への卒園メッセージは、先生にとってかけがえのない宝物になります。具体的なエピソードや「大好き」の気持ち、そして成長した姿とこれからの意欲を伝えることで、先生は「この子の成長に携われてよかった」と感動してくれるはずです。
ぜひ、お子さんの言葉を大切にしながら、先生への感謝の気持ちを込めた、世界でたった一つの温かいメッセージを届けてあげてくださいね。先生もきっと、お子さんたちのメッセージを読んで、最高の笑顔を見せてくれることでしょう。