冬の結婚式、心も体も温まるお呼ばれスタイルで素敵な一日を!
冬の澄んだ空気の中で行われる結婚式は、幻想的で特別な魅力がありますよね。でも、「寒い時期の結婚式、どんな服装がいいの?」「おしゃれと防寒、どう両立させたらいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、冬の結婚式にふさわしい、おしゃれで暖かなパーティードレスの選び方から、ゲストとして知っておきたい防寒対策、そしてマナーまで、詳しくご紹介します。温かい気持ちで新郎新婦をお祝いできるよう、ぜひ参考にしてくださいね。
1. 冬の結婚式に映える!トレンドを取り入れたドレス選び
冬の結婚式だからこそ楽しめる、季節感あふれるドレスを選んでみましょう。
素材で選ぶ冬のドレス
暖かみと上品さを兼ね備えた素材は、冬のドレス選びのポイントです。
- ベロア・ベルベット: まさに冬の主役!深い光沢と温かみのある肌触りが、エレガントな雰囲気を演出してくれます。高級感があり、特別な日にぴったりです。
- サテン・シルク: 年間を通して人気の素材ですが、冬は深みのある色合いを選ぶことで、よりシックでフォーマルな印象に。光を美しく反射し、華やかさを添えてくれます。
- ジャガード・ツイード: 厚手でしっかりとした生地感のジャガードやツイード素材は、見た目にも暖かく、落ち着いた雰囲気を醸し出します。織り柄が特徴的で、シンプルなデザインでも存在感があります。
避けるべき素材: 夏らしい透け感の強いシフォンやオーガンジー(重ね着で工夫すればOKな場合もありますが、基本は避ける)、カジュアルすぎるニットやコットン素材、殺生を連想させるファーやアニマル柄はNGです。
デザインで選ぶ冬のドレス
露出を控えつつ、おしゃれに見えるデザインがおすすめです。
- 袖ありドレス: 長袖や七分袖のドレスは、一枚で腕をカバーできるため、防寒対策にもなり、上品な印象を与えます。レース素材の袖なども華やかでおすすめです。
- ロングドレス・パンツスーツ: 足元までしっかりカバーできるロング丈のドレスや、スタイリッシュなパンツスーツも冬の結婚式にぴったり。どちらも暖かく、露出が少ないため安心して過ごせます。
- ハイネック・ボトルネック: 首元まで暖かいデザインは、見た目にも季節感があり、顔周りをすっきりと見せてくれます。
ノースリーブドレスの場合: ノースリーブや半袖のドレスを着用する場合は、必ずストールやボレロ、ジャケットなどの羽織りものを用意し、挙式中やフォーマルな場では肩を隠すのがマナーです。
カラーで選ぶ冬のドレス
暖かみや深みのある色が、冬の景色に美しく映えます。
- 暖色系: ワインレッド、ボルドー、マスタードイエロー、深めのグリーン、こっくりとしたブラウンなどは、華やかさの中に温かさを感じさせ、冬の結婚式に最適です。
- 定番カラー: ネイビーやブラックも定番ですが、重たくなりすぎないよう、素材の光沢感やデザイン、アクセサリーで華やかさをプラスしましょう。
- くすみカラー: グレイッシュなピンクやブルー、ベージュなどのくすみカラーも、落ち着いた上品さがあり、冬の雰囲気にマッチします。
避けるべき色: 花嫁のウェディングドレスと被る白やアイボリー、全身真っ黒なコーディネートは避けましょう。
2. 賢くおしゃれに!冬の結婚式 防寒対策のポイント
どんなにおしゃれなドレスを着ていても、寒さに震えていては楽しめませんよね。上品さを保ちつつ、しっかり防寒できる対策をご紹介します。
足元の防寒対策
- ストッキング: 冬でも素足はNG。肌色のストッキングが基本マナーです。最近では「発熱タイプ」や「保温性」のある冬用ストッキングもたくさんあるので、賢く利用しましょう。
- 靴: 屋内ではパンプスを履くのがマナーです。式場まではブーツを履いていき、到着後クロークで預けてパンプスに履き替えるのがおすすめです。カジュアルな印象を与えるブーツは、披露宴中は避けましょう。
インナーで温活
ドレスの下に着用するインナーは、薄手で保温性の高いものがおすすめです。
- 防寒インナー: ヒートテックなどの機能性インナーは、キャミソールタイプや背中が大きく開いたデザインを選べば、ドレスに響かず暖かさをキープできます。
- 防寒スパッツ: ロングドレスやパンツドレスの場合は、足元の冷え対策として防寒スパッツを着用するのも良いでしょう。
羽織りものの上手な使い方
ストールやボレロは、ドレス姿に華やかさを加えつつ、防寒対策にもなります。
- 素材選び: ウールやカシミヤなど、上質な素材のストールは、屋外での移動時に活躍します。屋内では、ベロアやレース、シフォンのボレロなどが上品です。
- 色の選び方: ドレスの色に合わせて、統一感のある色や、差し色になる華やかな色を選ぶと良いでしょう。白系の羽織りものは、集合写真などで花嫁より目立つ可能性があるため、避けるのが無難です。
- カイロ: 寒がりの方は、ドレスに響かない薄型カイロをお腹や背中に貼るのも効果的です。パンプスのつま先用カイロも足元の冷え対策になります。
コートの選び方とマナー
結婚式会場まではコートが必要ですが、会場内では脱いでクロークに預けるのがマナーです。
- フォーマルなデザイン: ウールやカシミヤなどの上質な素材で、シンプルなチェスターコートやトレンチコートがおすすめです。
- 色: 黒、ネイビー、ベージュ、グレーなど、落ち着いた色を選びましょう。
- 避けるべきコート: ダウンコートやモッズコートなどのカジュアルなもの、ファーやアニマル柄のものは結婚式にはふさわしくありません。
3. 結婚式お呼ばれ服装 冬のQ&A
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Q: 黒いドレスは地味に見えませんか?
A: 冬の結婚式では、黒いドレスも人気です。ただし、全身真っ黒にならないよう、ゴールドやシルバーのアクセサリー、華やかなコサージュ、光沢のある素材の羽織りものなどを加えて、お祝いの場にふさわしい華やかさを演出しましょう。
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Q: 妊娠中でも着られるドレスはありますか?
A: はい、マタニティ用のパーティードレスも豊富にあります。お腹周りにゆとりのあるAラインやエンパイアラインのドレス、伸縮性のある素材のドレスを選ぶと良いでしょう。防寒対策として、袖ありのデザインやロング丈もおすすめです。
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Q: 友人代表スピーチをするのですが、どのような服装が良いですか?
A: 友人代表スピーチは、新郎新婦にとって大切な役割です。上品で落ち着いた印象を与えつつ、華やかさもある服装が適しています。露出は控えめに、上質な素材のドレスや、格式高い印象のパンツスーツなどがおすすめです。
まとめ
冬の結婚式は、季節ならではの素材や色を取り入れ、おしゃれを楽しみながら、防寒対策もしっかり行うことが大切です。マナーを守りつつ、心も体も温まるお呼ばれスタイルで、新郎新婦の門出を盛大にお祝いしてくださいね。