「理想と違う…」を防ぐ!カメラマンに渡す『撮影指示書』の書き方とNG例


結婚式が終わった後、届いた写真を見て「あれ?撮ってほしかったシーンがない…」「イメージしていた雰囲気と違う」と後悔する新郎新婦様は意外と多いものです。

結婚式の写真は撮り直しができません。だからこそ重要になるのが、カメラマンに自分の希望を正確に伝える「撮影指示書」です。

「指示書ってどう作ればいいの?」

「細かすぎると失礼かな?」

そんな不安を解消し、プロのカメラマンが「これは助かる!」と唸る、理想の写真を残すための作成術を詳しく解説します。


1. なぜ「撮影指示書」が必要なのか?

カメラマンはプロですが、おふたりの「こだわりポイント」までは超能力者でない限り分かりません。

  • 家族との絆を重視したいのか

  • こだわりの装飾を綺麗に残したいのか

  • 自分たちのキメ顔よりも、ゲストの笑顔が見たいのか

これらは人によって千差万別です。指示書は、カメラマンとの「イメージのズレ」をなくし、当日の限られた時間内で効率よく最高のシャッターチャンスを逃さないための「航海図」になります。


2. 喜ばれる指示書の構成:4つの必須項目

見やすく、伝わりやすい指示書は、A4用紙1〜2枚程度にまとめるのがベストです。以下の4要素を盛り込みましょう。

① おふたりのプロフィールと式のテーマ

「緊張しやすいので、自然な笑顔を多めに」「クラシックで厳かな雰囲気にしたい」など、全体のトーンを伝えます。

② 絶対に外せない「マストカット」

「母との中継ぎシーン」「手作りの席札と指輪」「こだわりの高砂装飾」など、撮り漏らしが許されない項目を箇条書きにします。

③ 参考になるイメージ画像(ビジュアル)

言葉で「おしゃれに」と言っても、人によって定義が違います。SNSで見つけた理想の構図や色味の写真を数枚添えるだけで、共通認識がグッと深まります。

④ ゲストの注目人物

「遠方から来た祖父母を多めに」「この友人の余興は絶対に残してほしい」など、特定の人物への配慮を伝えておくと、カメラマンの目線が分散しません。


3. これは逆効果!指示書の「NG例」と注意点

良かれと思って作った指示書が、逆に写真のクオリティを下げてしまうこともあります。以下の3点には注意しましょう。

NG例1:指示が細かすぎる(分刻みの指定)

「14:05にこの角度から、14:06にこの表情を」といった過度な指定は厳禁です。カメラマンがファインダー越しではなく指示書ばかりを見るようになり、現場で起こるドラマチックな瞬間(決定的なシャッターチャンス)を逃す原因になります。

NG例2:会場のルールを無視した構図

「祭壇の真後ろから撮ってほしい」など、式場の規約で禁止されている場所からの撮影は、プロでも不可能です。事前に会場の制限を確認した上で相談しましょう。

NG例3:全ての写真をイメージ画像通りに求める

写真は光の加減や会場の広さに左右されます。全く同じ構図を求めすぎると、おふたりらしさが消えてしまうことも。「あくまで雰囲気の参考に」と一言添えるのがスマートです。


4. プロが教える「神指示」の具体例

より満足度を高めるために、ぜひ追加してほしいリクエストがこちらです。

  • 「ゲストの受付中の様子」

    新郎新婦が見られない場所でのゲストの表情は、後で見返すと非常に新鮮です。

  • 「小物の物撮り(ブーケ、靴、招待状)」

    アルバムを作るときに、こうしたパーツの写真があると、プロっぽい仕上がりになります。

  • 「あえてのオフショット」

    入場直前の緊張した顔や、披露宴終了後のホッとした表情。完璧なポーズ以外の「素」の時間は、後から見ると一番の思い出になります。


5. まとめ:信頼して「プロの目」を活かそう

撮影指示書は、カメラマンを縛るためのルールブックではなく、**「おふたりの大切にしているものを共有するためのラブレター」**です。

絶対に譲れないポイントはしっかり伝えつつ、当日はプロの感性に任せる余裕を持つことで、想像を超えた素晴らしい写真が生まれます。

まずは、SNSでお気に入りの写真を保存することから始めてみませんか?おふたりのこだわりが詰まった、世界に一枚だけの素敵な写真が残せるよう願っています。


結婚式カメラマン選びで後悔しない!理想の写真を残すための秘策と費用を抑える裏ワザ