結婚式の受付を頼まれたら?マナーと当日の流れ、喜ばれる振る舞いの完全ガイド
一生に一度の晴れ舞台である結婚式。新郎新婦から「受付をお願いしたい」と頼まれるのは、あなたが心から信頼されている証です。しかし、いざ引き受けるとなると、「具体的に何をすればいいの?」「失礼のないマナーは?」と不安を感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
受付は、ゲストが会場に到着して最初に立ち寄る「式の顔」とも言える場所です。あなたの笑顔とスマートな対応が、式の第一印象を決めると言っても過言ではありません。
この記事では、結婚式の受付を初めて担当する方でも安心して当日を迎えられるよう、基本的なマナーから当日のタイムスケジュール、ご祝儀の扱い、さらには新郎新婦に感謝される「おもてなしのコツ」までを徹底解説します。
1. 結婚式の受付担当が知っておきたい「基本の心得」
受付の役割は、単に芳名帳に記入してもらうだけではありません。ゲストを温かく迎え入れ、円滑に会場内へ案内する重要な任務を担っています。
信頼に応える「清潔感」と「笑顔」
受付に立つ際、最も大切なのは**「清潔感のある身だしなみ」と「明るい笑顔」**です。ゲストは年配の方からご親族まで幅広いため、誰にでも好印象を与える控えめかつ華やかな装いを心がけましょう。
集合時間の厳守
受付担当者は、一般のゲストよりも30分〜1時間ほど早く会場に集合するのが一般的です。会場スタッフ(キャプテンやプランナー)から、当日の流れや記帳の仕方、お車代の渡し間違いがないかなどのレクチャーを受ける必要があるため、遅刻は厳禁です。
2. 【当日の流れ】受付開始から終了までのステップ
当日の動きをシミュレーションしておくと、緊張せずに対応できます。一般的な流れは以下の通りです。
① ゲストへの挨拶とご挨拶
ゲストが来られたら、まずは明るく「本日はおめでとうございます」とお迎えします。
ポイント: 受付側も「新郎(新婦)の代理」という立場なので、ゲストと一緒に「おめでとうございます」と言うのが正解です。
② ご祝儀の受け取り
ゲストから差し出されたご祝儀袋を、両手で丁寧に受け取ります。
動作: 「ありがとうございます、お預かりいたします」と一礼し、ご祝儀袋の正面が自分の方を向くように受け取ります。
③ 芳名帳(ゲストブック)への記入依頼
記帳をお願いします。最近ではカード形式のタイプも増えています。
声掛け: 「恐れ入りますが、こちらにご署名をお願いいたします」
④ 席次表・パンフレットの配布
記帳が終わったら、席次表やプロフィールブックなどを手渡します。
配慮: 「こちら本日の席次表でございます。披露宴までロビーでお待ちください」と一言添えると親切です。
⑤ お車代・返礼品の受け渡し(必要な場合のみ)
新郎新婦から事前に「特定の方へお渡ししてほしい」と預かっている場合は、リストを確認しながら慎重に手渡します。
注意点: 周囲に分からないよう、目立たない形でスマートにお渡しするのがマナーです。
3. 受付でよくある「困った!」への具体的な対策
現場では予期せぬ事態が起こることもあります。焦らず対応するためのヒントをまとめました。
ご祝儀の管理はどうする?
受付で最も気を遣うのが「お金」の管理です。
対策: 芳名帳の人数とご祝儀袋の数が一致しているか、こまめに確認しましょう。多くの会場では、受付終了後に新郎新婦の親族(親御様など)に引き継ぐ形式をとっています。誰に渡すのか、事前に新郎新婦に確認しておくとスムーズです。
欠席者や遅刻者への対応
急な欠席や、式が始まっても来ないゲストがいる場合。
対策: 自己判断せず、すぐに会場スタッフへ報告してください。受付をいつまで開けておくべきかもスタッフの指示に従います。
荷物やプレゼントを預かりたいと言われたら
「これを新郎に渡して」とプレゼントを預けられることがあります。
対策: 受付台が狭い場合や貴重品の場合は、クロークへ案内するのが基本です。どうしても預かる場合は、付箋を貼るなどして誰からのものか明確にし、混乱を防ぎます。
4. 収益性を高める!ワンランク上の「おもてなし」テクニック
ただ作業をこなすだけでなく、ゲストに「素敵な式になりそうだな」と感じてもらうための工夫です。
両家を代表している意識: あなたは新郎新婦の「顔」です。友人同士でお喋りに夢中になったり、スマホをいじったりするのは厳禁。背筋を伸ばして立ちましょう。
お辞儀の角度: 挨拶の際は、言葉を言い終えてから頭を下げる「語先後礼(ごせんごれい)」を意識すると、非常に丁寧で上品に見えます。
ペンや小物の扱い: ゲストが使うペンがインク切れしていないか、芳名帳が書きにくくないかなど、常にゲストの視点に立って机上を整理整頓しておきましょう。
5. 【チェックリスト】事前準備と持ち物
前日までに準備しておくと安心なアイテムです。
| 項目 | 内容 |
| 身だしなみ | 派手すぎないパーティードレス・スーツ、清潔な靴 |
| ハンカチ・ティッシュ | 意外と忘れがち。身だしなみの基本です |
| 筆記用具 | 自分のメモ用に一本持っておくと便利 |
| ミントタブレット | 挨拶前の口臭ケアとして |
| 腕時計 | 時間配分を確認するために必須(スマホ確認はNG) |
6. まとめ:受付という大役を楽しむために
結婚式の受付は、責任がある仕事ですが、それ以上に多くの幸せな瞬間に立ち会える特別なポジションです。あなたが丁寧に対応することで、新郎新婦は安心して挙式に臨むことができます。
大切なのは完璧な作法よりも、**「新郎新婦に代わって、ゲストを心を込めてお迎えする」**という気持ちです。この記事で紹介したマナーを参考に、ぜひ自信を持って当日を楽しんでください。
あなたの温かい対応が、素晴らしい結婚式の幕開けを彩る最高のエッセンスになるはずです。