結婚祝いのお返しのマナーと喜ばれる内祝いの選び方!感謝が伝わる最適解
結婚という人生の大きな節目に、大切な方々からいただいた温かいお祝い。その感謝の気持ちを形にして届けるのが「結婚祝いのお返し(内祝い)」です。
しかし、いざ準備を始めると「いつまでに贈ればいいの?」「金額の相場は?」「何を選べば喜んでもらえる?」など、意外と知らないマナーやルールに戸惑ってしまうことも多いはず。
この記事では、贈る相手に失礼がなく、かつ「センスがいい」と喜んでもらえる内祝いの完全ガイドをお届けします。マナーの基本から、相手別の予算相場、おすすめの品物まで、具体例を交えて詳しく解説します。
結婚祝いのお返し(内祝い)の基本ルール
まずは、最低限押さえておきたい基本のマナーを整理しましょう。お返しは単なる「物のやり取り」ではなく、相手への敬意と感謝を示すものです。
1. 贈るタイミングは「1ヶ月以内」
結婚祝いをいただいたら、まずは早めに電話やメール、手紙でお礼を伝えましょう。その上で、内祝いの品物は挙式後、またはお祝いをいただいてから1ヶ月以内に届くように手配するのが一般的です。
2. 「半返し」から「3分の1」が金額の目安
お返しの予算は、いただいたお祝いの半額(半返し)から3分の1程度が相場です。
1万円のお祝いをいただいた場合:3,000円〜5,000円
3万円のお祝いをいただいた場合:1万円〜1万5,000円
目上の方から高額なお祝いをいただいた場合は、無理に半返しにする必要はありません。3分の1程度の予算で、感謝の言葉を添えて贈りましょう。
3. 「のし(熨斗)」の種類に注意
結婚は一度きりであってほしい慶事なので、水引は**「10本結び切り」**(一度結んだら解けない形)を選びます。
表書き: 上段に「寿」または「内祝」、下段に「新姓」のみ、あるいは「新郎新婦の連名」を記載します。
【相手別】外さないお返しの選び方と予算相場
贈る相手のライフスタイルや関係性によって、喜ばれる品物は異なります。
親戚・親族へのお返し
親戚へのお返しは、今後の親戚付き合いも考え、丁寧な対応が求められます。
相場: いただいた額の3分の1〜半額。
おすすめ: 高級感のあるタオルセット、ブランド米、地域の特産品など、日常で使える「少し良いもの」が選ばれています。
上司・目上の方へのお返し
ビジネスマナーとしても重要なポイントです。派手すぎず、落ち着いた印象の品物を選びましょう。
相場: いただいた額の3分の1程度。
おすすめ: 老舗ブランドの焼き菓子、高品質なドリップコーヒーセット、カタログギフトなど。特にカタログギフトは、相手の好みが分からない場合に失敗がありません。
友人・同僚へのお返し
親しい友人や同僚には、トレンド感や見た目のおしゃれさを重視したアイテムが喜ばれます。
相場: いただいた額の半額。
おすすめ: スタイリッシュなキッチン雑貨、オーガニック素材のバスグッズ、SNS映えするスイーツなど。
迷ったらこれ!内祝いで人気のギフトカテゴリー
「何を贈ればいいか全く見当がつかない」という方のために、失敗しない定番カテゴリーを紹介します。
1. カタログギフト
現代の内祝いで最も選ばれているのがカタログギフトです。
メリット: 相手が自分の好きなものを選べる。価格帯が細かく分かれているため、予算調整がしやすい。
選び方のコツ: グルメ特化型、おしゃれな雑貨ブランド型、体験型など、相手の属性に合わせたコンセプトのカタログを選ぶと、より丁寧な印象になります。
2. 消えもの(食品・消耗品)
後に残らない「消えもの」は、相手に気を使わせないため非常に人気です。
お菓子: 日持ちのするクッキーやバウムクーヘン(長寿や繁栄を意味する縁起物)が定番です。
調味料: 高級なオリーブオイル、出汁セット、ドレッシングなどは、普段の食卓を少し贅沢にしてくれるため重宝されます。
3. 高品質タオル
「糸を紡ぐ」という意味から、結婚の内祝いとして昔から重宝されているアイテムです。
今治タオル: 吸水性と肌触りの良さで知られるブランドタオルは、どの世代にも喜ばれます。
結婚祝いのお返しで「避けるべき」NGな品物
良かれと思って選んでも、マナー違反になってしまうものもあります。
「切れる」もの: 包丁やハサミなどの刃物は「縁を切る」を連想させるため、基本的には避けます。
「割れる」もの: 鏡や陶器などは、以前は「別れる」を連想させるとされていましたが、最近では「幸せを分かち合う」というポジティブな解釈も広まっており、ペアグラスなどは許容される傾向にあります。
靴下・スリッパ: 目上の方に対して「踏みつける」という意味に取られる可能性があるため、控えた方が無難です。
現金・金券: 金額がダイレクトに分かってしまうため、特に目上の方へのお返しとしては失礼にあたることがあります。相手の希望がない限りは避けましょう。
感謝を伝えるメッセージカードの重要性
品物だけでなく、メッセージカードを添えることで感謝の気持ちがより深く伝わります。
例文(友人へ):
「素敵なお祝いを本当にありがとう!新居で大切に使わせてもらっています。ささやかですが、お返しの品を贈ります。近いうちにぜひ遊びに来てね!」
例文(上司へ):
「この度は私共の結婚に際し、多大なるお心遣いをいただき誠にありがとうございました。未熟な二人ではございますが、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。」
まとめ:心を込めた内祝いで良い人間関係を
結婚祝いのお返しは、単なるマナーの消化ではありません。これまでお世話になった方々、そしてこれから新生活を見守ってくれる方々への、最初のご挨拶です。
「お返しはいらないよ」と言われることもありますが、その場合でも内祝いとしてではなく、別の機会に食事に招待したり、手土産を持って挨拶に行ったりするなど、感謝を形にすることが大切です。
マナーを守りつつ、相手の笑顔を想像しながら選んだ品物は、きっとあなたの感謝を届けてくれるはずです。素敵な新生活のスタートを切ってくださいね。