結婚式の招待状への返信、どう書く?マナーを守って「おめでとう」を届ける完全ガイド
大好きな友人や大切な親戚、お世話になっている上司からの結婚式の招待状。ポストに届いた瞬間、こちらまで幸せな気持ちになりますよね。
しかし、いざ返信ハガキを書こうとすると、「あれ?マナーはこれで合っているかな?」「欠席する場合はどう伝えれば失礼がないだろう…」と手が止まってしまう方も多いのではないでしょうか。
「お祝いの気持ちを伝えたいけれど、失礼があっては台無し」
「久しぶりの友人に、温かい一言を添えたい」
「忙しくてつい返信が遅れてしまったけれど、今からでも間に合う?」
そんなお悩みを持つあなたのために、この記事ではGoogleやSNSでも話題の「喜ばれる返信マナー」を徹底解説します。基本的な書き方はもちろん、そのまま使えるメッセージ例文、ちょっとした気遣いで差がつくアイデアまで詳しくご紹介します。
この記事を読めば、自信を持ってハガキをポストへ投函できるようになりますよ。
1. 招待状が届いたら!まず押さえておきたい「基本の3原則」
結婚式の準備は、新郎新婦にとって想像以上に大変な作業です。ゲストの出欠が確定しないと、席次や料理の注文が進みません。まずは、相手を困らせないための基本ルールを確認しましょう。
原則①:返信は「2〜3日以内」、遅くとも「1週間以内」
「まだ先だから大丈夫」と思わず、届いたらすぐに返信するのが最大のお祝いです。新郎新婦は「喜んで来てくれるかな?」とドキドキして待っています。早い返信は、そのまま「あなたたちの結婚を心待ちにしている」というメッセージになります。
原則②:筆記用具は「黒の万年筆」か「ボールペン」
冠婚葬祭では、濃くはっきりとした黒色のインクを使うのが正式なマナーです。薄い墨(グレー)は「悲しみで墨が薄まった」という意味でお葬式などの弔事に使うものなので、結婚式では避けましょう。最近ではゲルインクのボールペンでも問題ありませんが、消せるボールペンは摩擦や熱で文字が消えるリスクがあるため厳禁です。
原則③:句読点(。や、)は使わないのが粋
意外と知られていないのが、お祝い事の文章には「句読点」を打たないという習慣です。これには**「お祝い事に終止符を打たない」「仲が切れない」**という縁起を担ぐ意味があります。文章を区切りたいときは、スペース(空白)を空けることで読みやすく調整しましょう。
2. 出席する場合の書き方:マナーと「寿(ことぶき)消し」のテクニック
出席が決まったら、ハガキの表面と裏面を丁寧に仕上げていきましょう。
表面(宛名面)の修正
「〇〇 〇〇 行」と印刷されている部分の「行」を二本線で消し、**「様」**と書き換えます。二本線は定規を使って真っ直ぐ引くと、より丁寧な印象になります。
裏面の修正と「寿消し」
裏面には「御出席」「御欠席」「御住所」「御芳名」という項目があります。
「御出席」の「御」を二本線で消し、「出席」を丸で囲みます。
残りの「御欠席」は二本線で消します。
自分の名前や住所の欄にある「御」「御芳」も忘れずに消しましょう。
★ワンランク上のマナー「寿消し」とは?
二本線の代わりに、朱色のペンや黒ペンで「寿」という文字を書いて消す方法です。「御」の上に重ねるように「寿」と書くことで、お祝いの気持ちをより華やかに表現できます。
3. 【関係性別】そのまま使えるメッセージ例文集
「出席」に丸をつけるだけでなく、余白にお祝いのメッセージを添えるのが大人のマナーです。相手との距離感に合わせた例文を参考にしてみてください。
【友人・同僚へ】親しみやすさと喜びを伝える
ご結婚おめでとう! お招きいただき本当にありがとう 晴れ姿を楽しみにしています
結婚おめでとう! 自分のことのように嬉しいです 当日はたくさん写真を撮らせてね
お招きありがとうございます 喜んで出席させていただきます 二人の末永い幸せを祈っています
【上司・先輩・親戚へ】丁寧で礼儀正しい表現
ご結婚おめでとうございます 慶んで出席させていただきます お二人の門出を心よりお祝い申し上げます
ご結婚誠におめでとうございます お招きいただき光栄です 当日お会いできるのを楽しみにしております
この度はおめでとうございます 華やかなお席にお招きいただき感謝いたします 喜んでお伺いさせていただきます
【アレルギーがある場合】伝え方のコツ
最近の招待状にはアレルギーの有無を確認する欄が増えています。
「海老のアレルギーがございます お手数をおかけしますが ご配慮いただけますと幸いです」
このように、申し訳なさを添えつつ具体的に伝えると、新郎新婦も対応しやすくなります。
4. 欠席する場合の「スマートな伝え方」と配慮
残念ながら欠席しなければならない時こそ、丁寧な対応が求められます。
欠席の理由は「ぼかす」のがマナー
お祝い事や仕事の場合: 「どうしても都合がつかず」「仕事のため」と伝えてもOKです。
法事や病気、忌み言葉に関わる理由の場合: 「どうしても調整がつかない用事があり」「やむを得ない事情により」と、具体的な理由は伏せるのが優しさです。
例文:欠席する場合
ご結婚おめでとうございます お招きいただき大変光栄ですが あいにく先約があり欠席させていただきます 素晴らしい式になりますようお祈りしています
ご結婚おめでとうございます 晴れの日にお伺いできず大変残念です 落ち着いたらぜひお祝いさせてください
ポイント: 欠席の場合は、招待状が届いてすぐに返すと「最初から来る気がなかった」と誤解される可能性があるため、1週間ほど置いてから返信するのがスマートだとされています。
5. こんな時どうする?よくあるQ&A
Q. 返信期限を過ぎてしまった!
A. 気づいた時点ですぐに電話かLINEで謝罪し、出欠を伝えましょう。その上で、大急ぎでハガキを出します。メッセージ欄にも「返信が遅くなり申し訳ありません」とお詫びの一筆を忘れずに。
Q. 句読点をうっかり使ってしまったら?
A. 修正液は使わないのがマナーです。数箇所であればそのまま送っても失礼にはあたりませんが、どうしても気になる場合は「寿」のシールを貼るなどして隠す方法もあります。
Q. 家族で招待されたけれど、子供だけ留守番させる場合は?
A. 「御芳名」の欄に出席する家族の名前だけを書き、メッセージ欄に「今回は長男はお留守番となりますが 私たち夫婦で伺わせていただきます」と一言添えましょう。
6. まとめ:あなたの返信が新郎新婦の力になる
招待状の返信は、単なる事務手続きではありません。これから新しい人生を歩む二人に贈る、**「最初の結婚祝い」**です。
早めに投函する
丁寧に「御」を消す
温かい一言メッセージを添える
この3つを意識するだけで、あなたの誠実さとお祝いの気持ちは十分に伝わります。マナーを味方につけて、新郎新婦の笑顔を想像しながら楽しく筆を走らせてみてくださいね。
もし、「もっと華やかに返信したい!」という方は、最近流行りの「招待状アート(イラスト)」に挑戦してみるのも素敵ですよ。ただし、相手が目上の人の場合は、シンプルな基本マナーを守るのが一番の正解です。