災害時も安心!停電中にスマホの充電を確保する5つの方法
地震や台風など、突然の災害で停電が発生すると、誰もが不安になりますよね。そんな時、外部との連絡手段や情報収集ツールとして、スマートフォンは私たちの命綱となります。しかし、スマホのバッテリーは有限。いざという時に充電切れで使えなくなってしまう…そんな事態を避けるために、停電中でもスマホの充電を確保する方法を知っておきましょう。
1. 災害時の必需品!「モバイルバッテリー」
最も手軽で、最も確実な充電方法がモバイルバッテリーです。日頃から充電しておくことで、停電時にもすぐに使えます。
選ぶポイント:
大容量: 災害時には複数回充電できる大容量タイプが安心です。スマホを2~3回フル充電できる10,000mAh以上を目安にしましょう。
複数ポート: 家族のスマホも充電できるよう、USBポートが複数あるタイプが便利です。
急速充電対応: 短時間で効率よく充電できるものがおすすめです。
準備のコツ:
モバイルバッテリーは常に満タンに充電しておくことが大切です。
充電ケーブルも忘れずに準備しておきましょう。
2. コンセントがなくても大丈夫!「ポータブル電源」
モバイルバッテリーよりもさらに大容量で、家電も使えるのがポータブル電源です。キャンプや車中泊でも活躍しますが、災害時にはさらにその真価を発揮します。
選ぶポイント:
容量: 100W~300W程度の出力があれば、スマホだけでなく、扇風機や電気毛布など、非常時に役立つ小型家電も動かせます。
充電方法: ACコンセント、ソーラーパネル、車のシガーソケットなど、複数の方法で充電できるタイプがおすすめです。
軽量・コンパクト: 持ち運びやすいサイズかどうかも重要です。
3. 自然の力を利用する「ソーラーチャージャー」
太陽光で発電するソーラーチャージャーも、停電時に役立つアイテムです。バッテリー内蔵タイプであれば、充電した電気を蓄えておくこともできます。
選ぶポイント:
出力: 効率よく充電できる、出力の高いモデルを選びましょう。
耐久性: 災害時に使うことを想定し、防水・防塵性能があるものが安心です。
折りたたみ式: コンパクトに持ち運べる折りたたみ式パネルがおすすめです。
注意点:
天候に左右されるため、晴れていない日は使えません。
4. 車のバッテリーを活用する「シガーソケット充電器」
車を持っている方は、車のバッテリーから充電する方法も有効です。
準備するもの:
シガーソケット充電器: カー用品店などで手軽に購入できます。USBポートが複数あるタイプが便利です。
充電ケーブル: 自分のスマホに対応したケーブルを用意しましょう。
使用時の注意点:
エンジンをかけて充電することでバッテリー上がりを防げますが、長時間アイドリング状態にすると一酸化炭素中毒の危険性があります。換気を十分に行いましょう。
5. 地震や災害時に役立つ「手回し発電機(手回し充電器)」
電力供給が全くない状況でも、自力で発電できるのが手回し発電機です。
選ぶポイント:
多機能: ラジオやLEDライト、サイレンなど、多機能なものがおすすめです。
充電方式: 手回しだけでなく、ソーラーやUSBでの充電も可能なタイプもあります。
注意点:
多くの力と時間が必要になるため、あくまで最終手段と考えましょう。
まとめ
停電はいつ、どこで起こるかわかりません。いざという時に困らないよう、これらの充電方法をいくつか組み合わせて備えておくことが大切です。日頃からモバイルバッテリーの充電状態をチェックしたり、ポータブル電源を試運転してみるなど、防災対策を習慣化しておきましょう。
備えあれば憂いなし。この記事が、あなたの安心につながれば嬉しいです。