【停電だ!】冷蔵庫・冷凍庫の食材を腐らせない!今すぐできる対策5選
はじめに:突然の停電、まず考えるべきは「食料」のこと
台風や地震、集中豪雨など、私たちの生活に突然訪れる**「停電」**。
照明や家電が使えなくなるだけでなく、冷蔵庫や冷凍庫が止まってしまうことへの不安も大きいですよね。特に夏場は、食材が傷んでしまうのではないかと心配になるはずです。
「せっかくの食材、全部ダメになっちゃうのかな…」
「停電したら、冷蔵庫の中はどうすればいいの?」
この記事では、停電時に冷蔵庫・冷凍庫の食材を腐らせないための、今すぐできる対策を5つご紹介します。これを知っておけば、いざという時も冷静に対応できますよ。
1. 「絶対に開けない!」が鉄則
停電が起きたら、まず第一に守るべきルールは、**「冷蔵庫や冷凍庫の扉を絶対に開けない」**ことです。
なぜ開けてはいけないのか?
扉を開けるたびに、冷たい空気が外に逃げ、外の温かい空気が中に入ってしまいます。
冷蔵庫は、扉を閉めていれば、約2〜4時間、冷凍庫は、扉を閉めていれば約24〜48時間は冷たさを保つことができます。
必要なものだけをサッと取り出し、すぐに扉を閉める。これを徹底するだけで、食材が傷むまでの時間を大幅に伸ばすことができます。
2. 冷凍庫の保冷剤を「最大限活用」する
停電に備えて、普段から冷凍庫に保冷剤をいくつか入れておきましょう。
停電したらどう使う?
冷蔵庫の冷蔵室に保冷剤を移動させて、冷気を保ちます。特に傷みやすい肉や魚、乳製品の近くに置くと効果的です。
冷凍庫の中身がスカスカだと、保冷効果が弱まります。保冷剤や冷凍ペットボトルなどを入れておくと、保冷効果が高まります。
3. 早めに「調理・消費」できるものをチェック
停電が長引きそうな場合は、冷蔵庫の中の食材を計画的に消費することも大切です。
まずは冷蔵室から:
肉や魚、卵、牛乳など、冷蔵室の食材は傷みやすいので、優先的に消費しましょう。
カセットコンロなどを使って、火を通す調理をすることで、腐敗を防ぐことができます。
次に冷凍庫から:
冷凍庫の食材は、解凍されたら足が早くなります。早めに消費できるものをピックアップして調理しましょう。
4. 氷やドライアイスを「準備」しておく
もし停電する可能性が高いと分かっている場合は、事前に氷やドライアイスを準備しておきましょう。
氷:
コンビニなどで購入し、食材と一緒にクーラーボックスに入れたり、冷凍庫の隙間を埋めたりすることで、保冷効果を高めることができます。
ドライアイス:
スーパーやアイスクリーム店で手に入るドライアイスは、強力な保冷効果があります。冷凍庫に入れるだけで、長時間食材を凍らせたまま保つことができます。
5. クーラーボックスを「活用」する
停電時、冷蔵庫の代わりとして活躍するのがクーラーボックスです。
使い方:
冷凍庫にある保冷剤や、事前に用意した氷をクーラーボックスに入れ、その中に冷蔵・冷凍食材を移し替えます。
これで、一時的に食材を安全な状態で保管できます。特に、頻繁に出し入れする飲み物や調味料などを移しておくと、冷蔵庫を開ける回数を減らすことができます。
まとめ:日頃の備えが、いざという時に役立つ
停電は、いつどこで起こるか予測できません。
「いざという時に、どうすればいいんだろう?」と悩む前に、日頃から少しずつ準備をしておくことが、最も大切な対策です。
この記事を参考に、保冷剤を多めにストックしたり、冷凍庫の整理をしたりと、今日からできることから始めてみましょう。